神戸市の歴史

神戸市は海と山の迫る東西に細長い市街地を持ち、十分な水深のある扇状の入り江部に発展した理想的な港湾・神戸港を有する日本を代表する港町です。
大正から戦後の高度経済成長期にかけて、東京市・横浜市・名古屋市・大阪市・京都市と共に六大都市の一角であった。開港以来、舶来品や西洋文化の流入
する日本の玄関口となり、今なお旧居留地や北野異人館街などの西洋風の街並みにその歴史や影響を見ることができます。
1995年の阪神・淡路大震災によって神戸港を含めて市内の経済機能は壊滅的 被害を受けたものの、神戸市は今なお全国有数の経済都市としての地位を維持しています。
阪神工業地帯に属する港湾都市であり、貿易・造船・鉄鋼・機械・製造・ゴム・真珠加工・観光等の産業を中心に発展、ファッション・パン・
洋菓子・日本酒などの産業も盛んです。特に日本酒製造に関しては灘区・東灘区から西宮市にかけての阪神本線沿線のエリアは灘五郷と呼ばれ、
日本有数の酒所として有名である。観光地としては、中華街の南京町、神戸外国人居留地や北野異人館街などの異国情緒な街並み、神戸ハーバーランド、摩耶山掬星台からの100万ドルの夜景、有馬温泉などが挙げられます
また、ユネスコのデザイン都市に認定されています。
「神戸」という地名は、現在の三宮・元町周辺が古くから生田神社の神封戸の集落(神戸「かむべ」)であったことに由来し、そのウ音便(かうべ。「かう」は「コー」と
発音)である。神戸三社(神戸三大神社)をはじめとする市内・国内にある神社の神事に使うお神酒の生産にも係わったとされてます
神戸の歴史は、神戸の港とともに発展してきました。港は古くから開かれていましたが、平清盛が経が島の近くの福原京に都を移したことがきっかけとなり、貿易の拠点として大きな発展を遂げてきました。
しかし、1995年の阪神淡路大震災により港湾施設は大きなダメージを受け、
東洋最大の港湾都市と言われてきた神戸港も国際貿易港としての地位を大きく下げることとなりました。
神戸には、神戸港開港を期に多くの外国人や、外国の物資、文化などが入ってきました。
映画、ボーリング、ゴルフなどの娯楽をはじめ、別荘や別荘地などのリゾート地の開発、コーヒー、紅茶、洋菓子などのグルメ、ゴム工業や造船などの産業など、
芸術、文化、産業においてあらゆる分野の外国文化を吸収し、神戸がそれらの発祥地として諸外国の文化や産業が日本全国に広まっていきました。
神戸市は東灘区・灘区・中央区・兵庫区・長田区・須磨区・垂水区・
北区・西区の9つの区から形成されており、人口は約150万人です
2018年には神戸港開港150年をむかえました
2020年から再開発プロジェクトがはじまり三宮駅周辺を中心に再開発事業がはじまっております